本 堂(国重文)
建立は承応二年(一六五三)。入母屋造り、本瓦ぶきの 大規模な堂で、周囲の落縁は側柱筋に合わして縁柱を
立て庇桁(ひさしけた) を廻して軒を支えている。
内部の柱、貫などは極彩色の文様が施され、広縁や内 陣、脇陣の各天井は鏡天井で、それぞれに迦陵頻伽・竜・
鳳風の彩色画が描かれている。全体に平面は密教寺院風。 脇陣を広くとり脇陣境を仕切るなど日蓮宗本堂の特徴 をよく表した建物で、県下でも特筆に値する建造物で ある。
平成元年再建
総桧造
鵠工舎 設計施工
西岡常一 棟梁
小川三夫 棟梁
平成元年復元
春日大社の移し殿という説が有力で、建立年代は十七世 紀初頃と思われる。
平成十年再建
総桧造
梵鐘 文化勲章受章 蓮田修吾郎氏設計・監修
蓮長寺の客殿
大正末期建築
大広間35畳 奥の間24畳あり
施餓鬼の際は 百数十人の参詣客でにぎわいます。
年忌法要の際にも ご利用いただけます。